トランプ暗殺未遂にバイデン撤退、アメリカ大統領選を巡る前代未聞の攻防の裏側

今年は11月5日にアメリカ大統領選が実施される予定で、その行方に世界各国が注目しています。

そうした中、共和党の候補者であるトランプ前大統領の演説中に銃弾が飛び交い、現職で再選を目指していたバイデン大統領が候補者を降りるなど、前哨戦から前代未聞の出来事が相次ぎました。

アメリカでは一体何が起きているのか。

実はニュースで出てくる地名を線で結ぶと、ある面白い事実が浮かび上がってきます。

記者VTuberブンヤ新太の「ニュース読解塾」では、世間を揺るがす大事件から政治、経済、社会問題、国際情勢まで、現役ジャーナリストが一歩踏み込んだ解説をしています。

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7月13日午後6時15分ごろ、ペンシルベニア州西部の都市バトラーで行われたトランプ氏の集会。突如として銃声が鳴り響き、弾丸がトランプ氏の右耳をかすめました。

銃弾を放ったのはトーマス・マシュー・クルックス容疑者（20）。近くの建物の屋根からライフル銃を発砲し、トランプ氏は無事だったものの、集会に参加していた聴衆の１人が死亡、２人が負傷する被害が出てしまいました。

クルックス容疑者はシークレットサービスによって即座に射殺され、事件を起こした動機は今もはっきりとは分かっていません。

さて、この事件が起きたペンシルベニア州ですが、アメリカ大統領選においては激戦州の１つとなっています。