高市早苗・問われる真価~大乱立の自民党総裁選~

内閣府HPより画像引用
これからの日本の舵を取る総理大臣は一体誰になるのか。
政界では9月に行われる自民党総裁選に向けた動きが活発になっている。
特に今回は、岸田文雄首相の不出馬を受けて数多くの議員が名乗りを上げる混戦状態に。
その中でも、保守層から注目されているのが経済安全保障担当大臣の高市早苗氏だ。
後ろ盾だった安倍晋三元首相が亡くなったいま、真価を発揮することができるのか。
元新聞記者で現役ジャーナリストのVTuber、ブンヤ新太が解説する。
記者VTuberブンヤ新太の「ニュース読解塾」では、世間を揺るがす大事件から政治、経済、社会問題、国際情勢まで、さまざまな現場を取材する現役ジャーナリストが一歩踏み込んだ解説をしています。
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ついに総裁選への立候補を表明か
「一緒に戦って欲しい」
21日夜、国会議事堂から徒歩10分ほどの距離に位置する赤坂の議員宿舎で、高市早苗氏は自身を支援する国会議員らにそう呼びかけた。
総裁選を巡っては、すでに若手中堅から小林鷹之氏が立候補を表明。
他にも石破茂氏や河野太郎氏、林芳正氏、小泉進次郎氏が出馬を決めたと報じられており、その中で高市氏の動向に注目が集まっていたが、ついに立候補を決断したようだ。
会合に出席した議員は報道陣に「来週中に出馬に関する決意表明があるのではないか」と明かし、決起の日が近いことを示唆した。